今頃・・・???
知らなかったとは言え、この寒い時期にこんな作業をするからこそ甘くてみずみずしい果実が実るんですね・・・手間ひま掛ければ、掛けた分だけ、答えを出してくれる!ってな感じなのかな~・・・
って、何の話かと言うと日本一の生産量を誇る「千葉の梨」の話です。
昨日の農業新聞に記事が載っていました。
温暖化が進むとはいえ、寒い寒い冬の時期に行う「剪定作業」
「剪定」とは・・・
品質の良い果実が実りそうな枝を見極めて残し、樹全体のバランスを整える為に枝の配置を考えます。そして日当たりが良くなる様にします。梨の樹は長いものは10年・15年もの間収穫するようですが、古い枝ばかりを残していても、品質の良い果実ができにくい為に、新しい枝に更新するようなことが「剪定」といいます。
また「剪定」と同時作業で、残した枝がくっつき過ぎて日の妨げにならないように「果樹棚」という棚(針金)に枝を向きを考え折れない程度に誘導させて結びつける、「誘引」という作業を同時に行います。
作業とはいえ、寒い冬空の下するのは手足がかじかむくらい寒いようです。私達消費者は値段が高いとか安いとか、甘い、甘くない・・・等々簡単に言ってのけますが、生産者の方々は休みもなく、暑いも寒いも関係なく、丹精込めて作っていただいているんだと思うと心苦しい気がします。
国がしている農業政策も、現場重視に思ってのことなのか不思議になることもあります。
メディアでもこんな苦労を日頃から常に伝えてほしいと思います。
ニュース番組を見ると、どの局も同じようなニュースを取り上げています。新聞にも農業新聞や日経新聞等々の専門誌があるようにテレビでも農業ニュースみたいなのが普通にあって欲しい気がします。
今後に期待したいです。
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